クレンジング酵素0(ゼロ)のLP評価

ここが変だよ酵素ドリンク−クレンジング酵素0(ゼロ)編

LP評価します

少し記事更新が空いてしまってすみません。
酵素ドリンクを飲み続けて3年と3か月が経ち、そろそろ「酵素」についての説明やレビューも出尽くしたかな・・・と思って少し様子見をしていました。
この間に発売停止となる商品もいくつかありました。やはり、日本の商品のライフサイクルは早いですね。

 

なんとなーく流行に飛び乗っただけの商品では数年も持ちこたえられないってことなんですね。
そうと分かっていて、初めから2年くらいの短期勝負で挑むのもアリかもしれないですが、どうでしょうか・・・
採算会うのかな?かなり疑問です。

 

新商品も以前ほど見かけなくなったなと思っていたら、おっと、まだまだ新しい商品は出てきていますね。
しかも、公式サイトの説明が素晴らしい!

 

よくまぁここまでというくらい頓珍漢な説明に感心してしまいました。
やっぱり、伝言ゲームが失敗するとこうなっちゃうんでしょうかね。

 

伝言ゲーム:
@植物発酵エキスの製造元
⇒A同卸会社
(⇒B酵素ドリンクのコーディネート会社※無い場合もある)
⇒C販売元会社
⇒D宣伝広告会社
⇒EWebページ製作会社
⇒FLP(ランディングページ)ライター
の間のどこかで正しい情報を伝えることに失敗してしまうんですね。

 

実際に植物発酵エキスを作っている大元の製造会社はもちろん本家本元ですので、植物発酵エキスとは何か、酵素が一体どういったものなのかは十二分に熟知しています。

 

日本のモノ作りは素晴らしいのです。
陶製カメも本当に凄いのです!

 

しかし、@製造元からA卸へ、さらにA卸からB仲介人へ・・・と商品化のために間に人が入れば入るほど、知識は微妙にズレてくるようです。
勿論、Cの販売元が勉強熱心で、製造元に遜色ないほど酵素について勉強をされていれば、ここで軌道修正がかかり、それほど酷い内容にはならないはず・・・なんですが。

 

どれだけ情報が歪んでしまうか、具体例でみてみましょう。

 

クレンジング酵素0(ゼロ)のLP評価

クレンジング酵素0(ゼロ)編

 

姉ageha専属モデル小原優香【ゆんころ】プロデュースの酵素ドリンクです。
有名モデルさんやブロガーさんのプロデュース商品、最近の流行ですね。

 

若い女性に人気の有名人を広告塔にすることで、商品のイメージアップが図られるのでしょう。
とても素敵な商品パッケージとLP画像です。
ボトルタイプではなく便利な分封タイプが特徴の商品です。

 

価格は10日分10包入りがなんと税込み100円ぽっきり
しかも、2回目以降は30包4,980円 (だだし、4回以上継続要)

 

では、その公式サイトのLPをじっくり読んでみましょう。

 

オーガニック酵素

 

オーガニック酵素

 

クレンジング酵素0(ゼロ)は、「1日に必要な生野菜を30倍濃縮した酵素ドリンク」で、「64種類のオーガニック酵素とダイエット効率を上昇させる白金ナノコロイドの他、高級食材ツバメの巣が配合されている」そうです。
早速でました。

 

・・・オーガニック酵素・・・

 

出だしから頭を抱えるワードが出てきました。

 

えっと、オーガニックとは、確か、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法を意味するものです。
酵素は分子であり、栄養素でもなければ、勿論、植物でもありません。
なので、オーガニックな酵素というのは存在しないし、ノンオーガニック酵素もあり得ません

 

たぶん、元々言いたかった事は、現在、広く「酵素ドリンク」と呼ばれている植物発酵エキスを製造する過程において、植物エキスの抽出や発酵・熟成を人工的な薬等を用いず、すべて自然の力で行っているということではないかと思います。

 

自然の力で⇒オーガニック (^^;

 

気持ちはわかりますが、大きく歪めちゃってます。

 

白金ナノコロイドとツバメの巣の威力は判断がつかないので、あっさりスルー。

 

一日に必要な酵素量は一日に生野菜を350g

 

一日に必要な酵素の量?

 

次にひっかかったのがこのフレーズ。
一日に必要な酵素量=生野菜350g分

 

これは、一体どこから出てきた数字なんでしょうか。
一日に必要な酵素量がいったいどうやって測れたのか全く不明です。

 

酵素は栄養素ではないですし、たとえ生野菜を350g摂っても食材から酵素を摂取することは一切できません

 

重要なことなので繰り返します。

 

食材から酵素を体内に摂取することは、金輪際できません

 

生野菜を350g 食べても全く無駄です。

 

「1日に必要な酵素の量は、野菜なら350グラム、果物なら200グラム」といったまことしやかな嘘がネット上で広まっていますが、そもそも、体内酵素を食材から補給することは100%出来ないのですから、野菜や果物の分量で測れるものではないのです。

 

ネットでよく見る情報が正しい情報とは限りません。

 

出所を探したのですが・・・どうもはっきりしないですね。

 

何にせよ、「一日に必要な酵素量は生野菜350g分」というのも明らかな誤解です。

 

一日に必要な必須アミノ酸の量は・・・といった具合に、必要摂取量がきちんと定められている栄養素について書かれたものなら理解できるのですが、酵素は触媒でしかなく、しかも体内で使われる酵素は人間の身体の中でしか作ることは出来ません。

 

もし仮に、生野菜や果物で体内酵素が簡単に補充できるのならば、果物200gだと中くらいのリンゴ1個で済みます。

 

酵素を簡単に摂ってダイエットできる酵素ドリンク

 

酵素を簡単に摂って

 

「酵素を簡単に摂ってダイエットできる」...3つ目に気になったのがこのフレーズです。
「酵素ドリンク」の商品説明では、つい使われてしまうフレーズなんですね。

 

酵素ドリンクの内容を良く知らずに広告目的だけで考えると、どうしても出てしまうようです。

 

繰り返しますが、食材からは「酵素」を摂ることは完全に100%不可能です。
そもそも、酵素ドリンクには酵素自体ほとんど入ってないですから。

 

えええーーーーーーーーーーーっと思った人はこちらを読んでください。

 

酵素業界の不都合な真実:酵素の入っていない酵素飲料

 

他にも、64種類の野菜を30倍濃縮した・・・という箇所も、何に対して30倍なんだ〜とか気になるところ。

 

突っ込みどころ満載のLPだったので、つい辛口コメントをしてしまいましたが、同じ説明でも「酵素」の言葉を「植物発酵エキス」に置き換えると、少しは意味が通じやすく変わります。

 

「オーガニック酵素」は、言葉を省略せずに「オーガニック食材を用いた植物発酵エキス」であれば間違いではありません。

 

情報が不確かな一日に必要な酵素量の記載よりも、白金ナノコロイドとツバメの巣の栄養素についてもう少し説明を加える方が他の商品と差別化できて良いのではと思います。

 

ちなみに、こちらの芦田先生のブログ記事によると

食べた酵素は働いてくれるのか? その06  酵素はどこから来たのか、酵素はどこへ行くのか2

 

「ヒトの膵臓から分泌されるタンパク質や脂質や核酸の消化に関わっている酵素群は、1日あたり60グラムぐらい」といわれています。

 

消化酵素だけで1日60グラムなわけですから、仮に食物酵素を体内酵素として使えたとしても、野菜350グラムや果物200グラムでは到底一日分の必要量に足りないことはすぐにわかりますね。
(※グラム数に惑わされないでくださいね。野菜や果物の重量がそのまま酵素の量であるわけではないですからね...)

 

こき下ろすばかりでは申し訳ないので、少しまじめな商品紹介

まじめな宣伝

 

姉ageha専属モデル小原優香【ゆんころ】プロデュースの酵素ドリンク「クレンジング酵素0(ゼロ)」は、14種類のフルーツを含む64種類の酵素植物発酵エキスを30倍濃縮した酵素ドリンク。飲むだけで、(腸内環境を改善し、その結果、体内酵素の生成が促進されることにより、体内の)酵素不足が解消されます!分包タイプで持ち運びにも便利。
味は飲みやすいグレープ味です!

 

色々と細かい指摘をしましたが、成分の方は意外と頑張っています。増粘剤、香料が添加されていますが、色素や保存料は入っていません。植物発酵エキスも第二成分なので、最大で50%程含まれている可能性があります。

 

クレンジング酵素0の公式サイトはこちら

 

全成分

果糖、野草酵素エキス、プラセンタ(豚由来)、コラーゲン、ビルベリーエキス、カムカム果汁パウダー、ヒアルロン酸、ツバメの巣エキス、マキベリー、ブロッコリースプラウトパウダー、白金、クエン酸ナトリウム、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、増粘剤、香料
※増粘剤、香料が添加されていますが、保存料は入っていません。

 

内容量

1箱30包(30ml(5ml×30包))

 

しかし、100円は安いな。。。
(えっ、これだけ検証しといて、結局、ソコなの??)

 

 

クレンジング酵素 0